初投稿 もう一人の自分
それは、あまりに突然の宣告だった。 小さい頃から体が弱く、友達もいなかった私 希沙は、脳の病でなんと余命宣告をうけた。 正直言って自分でもかなりショックだった。 そりゃ体が弱くて、学校へ言ったって病気で自分をコントロール出来なくなる。でも信じられない。 父は、何も言わなかった。 母は、泣いていた。 何だか、みんなに悪い。そう思うと、涙が溢れた。 余命宣告されてからは、毎日が真っ白。生きた心地もしなくて、一日中発作と戦っていた。 発作になると、我を忘れ、暴れたり、うつ状態になり、精神科医に運ばれた事もあった。最近は、私もみんなも、発作が起きても焦らない。 私自身も、正式に宣告を受け入れた。 そして、気付いた。私が戦っているのは、病気でなく、宣告に怯え、不安がっているもう一人の自分。 そうだ。病気だろうが、臆病だろうが、関係ない。 自分らしく、歩もう。 限界の先まで。