優しい時間(とき)
私は今、恋してる。同じクラスのハイスペック男子、本庄一樹(ほんじょういつき)君に。 一樹君はものすごくモテる。成績優秀、運動神経抜群、眉目秀麗、そしてみんなに優しい。 口下手な私なんて釣り合わない。でも……好きなんだ。 「理央(りお)ちゃんおはよ」 ぼーっと一樹君のことを考えていると、一樹君はさわやかな笑顔で言った。キュンとする。 「一樹君おはよう」 「一樹~」 クラスのマドンナ的存在の神田(かんだ)いちかちゃんが手を振りながら走ってきた。 いちかちゃんは同性から見てもものすごく可愛い。一樹君と並ぶとすごい迫力! 「いつきぃ、今日もかっこいいね」 いちかちゃんは甘えるような声を出した。 「へへ、ありがとう。いちかちゃんもカワイイよ」 「ありがとう、一樹。ねぇ、一樹、ちょっといい? 廊下きて」 「ん? いいよ」 なんだか、モヤモヤする。私の席は廊下側で、ドアが開いているので耳を澄ませば二人の声が聞こえる。息を殺すと、二人の声だけが喧騒を通り抜けてくっきりと聞こえた。 「わたしぃ、一樹のことが……好きなの!」 えっ。一樹くんは、なんて? 「……ごめん」 えっ!? 「……僕、好きな人いるから」 「……はぁ?」 「だから、ごめん」 ……一樹君好きな人いるんだ。失恋しちゃったな…… やばい、泣きそう。私は唇を噛んでトイレへ走ろうとした。 「ーー理央ちゃん」 振り向くと一樹君がまっすぐ私を見ていた。 「ーー何?」 「ーー僕、君のことが好きだ! ……付き合ってくれませんか?」 小学校最後の年、素敵な彼氏ができました! ーーー よもぎです。なんか採用されなかったのでもう一度書きました! 優しい感想待ってます!
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なんか、スッキリした! 甘い声出してた子、自分の中で勝手に嫌ってたから! かわいい小説ありがとう! サイコ一でっす!ナイス!