朽廃の果てのセカイの境
街は枯れ果てそれに合わせてこの世の人は消え崩れ、花は咲かずに散る。日は上らず、葵の星が瞬く。 地球上に人は居ない。廃墟と化したこの街に住む者は居ない。虚無も希望もあったもんじゃ無い。 鼠が這い蹲る床は鼠だけの物と化し、雑草が生える土は砂へ。木片は散り、飛び、舞う。 セカイは人類が自分で滅ぼした。消えた。殺した。なんて呟く地球の移住者は語る。ニヒリストは歴史を騙る。一つの「モノ」により消え失せた分は肺になる。セカイの偉人なんかが繋いできた「糸」は一つの手刀で切り裂かれ、いくつもあったはずの「命」はその一瞬で脆く儚く散る行方。風は吹き荒れ、毒の砂は舞を踊り、生きとし生けるものは風に吹かれ、墓さえ残らず種族のちがう後継者によって歴史は隠蔽される。効率が上がるためにはと自らを刺した言ノ葉は巻物にも木簡にも本にも残らない。哀れな歴史は繰り返されると言うがまさにそうだ。言の葉は消され、メシアが同じように糸を切り落とす。自然と人工的物の境目はとっくに不明で言語だって文字だって無いセカイ。 人を狂わす「ーー」だって「ーーー」だって「ー」だってメシアは消してくれる。感謝の気持ちを贈る事すら出来ないな。 もう居ないから。
みんなの答え
辛口の答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
よく分かった
8/29日にハッピーバースデーのYです! こーゆー難しめの好きです。 不思議でちょっと切ないね… これからもがんばってください!
不思議
あーやです^^* なんか不思議だけど、語彙力があって凄い!
1 〜 2件を表示