[短編小説]君のその笑顔をずっと忘れない
「転校します」 クラス内がザワっ…となった。 もちろん私も動揺。 だって、私の彼氏なんだもん。 私、岡田希子(おかだきこ)。 転校することを発表したのは、私の彼氏の小野和磨(おのかずま)君。 「なんで…」 ある男子が悲しそうな声で質問した。 「親の都合で、大阪に…」 え…!? ここは、東京。 離れすぎでしょ…! みんなそう思ったみたいで、中には涙をこらえている人や泣いてる人もいた。 ───そりゃそうだもん。 和磨君はみんなの人気者。 かっこいいし優しいし、クラスの中心の1番頼れる男子。 …私と和磨君との思い出が蘇ってきた。 「一緒に帰ろ、希子」 「好きだよ」 「希子、一生一緒にいようね」 和磨君はずっと笑顔で私と過ごしてくれていた。 私は多分あの笑顔をずっと忘れないと思う。 あれれ…。 私も気づけば、涙を流していた。 「希子ッッ!」 気づいたら私はぼーっと涙を流していた。 和磨君が大声で私の名前を呼ぶ。 「和磨君…、何…?」 ぐすっと言いながら、私は涙を止めた。 「いや、泣いてたから。俺が転校するからだよな?お前、覚えてる?一生一緒にいるって約束したこと。離れても、何かあったらすぐお前の所に行く。俺はお前のことを一生忘れないし大好き。お前も俺と同じこと思ってくれるか?」 コク、コクと頷くことしかできない。 でも、力いっぱい頑張って声を出した。 「私も一生忘れない。一生大好きだよ」 すると、和磨君は今までで1番の笑顔を見せて、私をすっぽり抱きしめた。 この笑顔こそ、ずっと忘れない。 このふわふわした感覚も、忘れない。 私の心の思い出箱に、一生閉まっておこう。
みんなの答え
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最高
離れてもきっと心は通じあってるさ! いわゆる、遠距離恋愛ってやつ?ま! 二人ならきっとうまくいくはずだよ! 個人的に、最後の一文が最高でした! 内容も語彙力も最高です!ありがと!
さいこおおおおおおお!
すっごく面白かったです!!素敵!! 彼氏すっごい優しくてきゅんきゅんしました!! また絶対書いてください!
感動!
あーやです^^* 感動しました! 彼氏の転校、悲しいですね、、 短いお話なのにすごいです! しかも11歳? 次の作品も楽しみにしていますね(*^^*)