あの日から
私は、日田英里佳(ひだえりか)。中学2年生。私は今、とても好きな人がいる。それは、同い年の黒川玄(くろかわひかる)だ。玄は、学年一のプリンスと呼ばれている。ときに、私を助けてくれる。そんな彼のためなら、何でも乗り越えられた。 しかし、それとは裏腹に、小田葉花(おだようか)の嫌がらせがひどい。葉花は、元々友達だったが、ある日、好きな人が同じなことをお互いに知って、絶交してしまった。 ある日、隣に葉花が引っ越した。そして、いじめはエスカレートした。もともと、葉花しか友達がいなかった私にはショックだった。今、友達がいない私には、止めてくれる友達もいなかった。 そんなある日、葉花にこう言われた。 「英里佳、明日は告白対決ね。もうクラスの山田先生には言ってあるわ。」 私は、(うそ…どうしよう…もう…何も言えない…)と思った。パニックだった。 そして、対決の日が来た。みんなの前でやるらしい。恥ずかしがりやな私は、戸惑った。 ルールは、告白を順番にやること。私は、先攻になった。私はもう何も言えないのに…。仕方がない。緊張するけど、言おう。こういうやり方苦手だけど…。そう思った時、玄が、 「葉花、おれはどっちにしろ英里佳が好きなんだ。」と言った。 そして、1年後、なんと、行く高校が玄と同じだったことを知った。そして、同じ学校で楽しく過ごし、何かあったら、お互いに乗り越え、二人で、一生幸せに過ごした。