存在(ホラー系)
学校行きたくないな。 私は舞香。 「舞香!学校行きなさい!遅れるわよ?」 いいなぁ。お母さんは。 家でのんびりできて。 私はしぶしぶお母さんに急かされて学校へ行った。 やだなぁ。授業。 保健室で休もうかな。 「失礼します。」 「あら?舞香さんですの?」 優しいハスキーボイスが響き渡る。 「実は....」 「もう分かってるわ。」 え?どういう事? 「舞香さん学校行きたくなかったんですよね?」 「はい。」 まったくもってそのとうりだ。 「だから休ませてください。」 怒られるに決まっている。 「休むのはちょっとねぇ。」 ほらやっぱり。 「でも、いい考えがあるわ。」 いい考え?聞きたい! すると 先生は引き出しからほっかいろを出して来た。 「これがいい考えなんですか?」 「ふふふ。これをこうするの。」 そう言い私のお腹にほっかいろをペタッと着ける。 「こうすれば、皆から存在をけせるのよ。そうすれば、授業を受けずにすむわ。」 「えっ?」 そんな事できるの? 「あら!存在がもう消え始めてるわ。早く教室に戻りましょう。」 「はい。」 教室に戻ると、 先生はもう来ていた。怒られるかな? でも、存在がないから大丈夫だよね。 予想は当たった。 「あれ?一人たりないな。数え間違いか。」 やったー! それからは、幸福だった。 放課後。 私は友達の元へ行った。 「今日ね。友達の記しでバッチ作ってきたんだ。」 友達が配りだす。すると 「あれ?一つあまる!えっと、有美と秋とそらっちと私と。あれ?数え間違いかな?」 私がいるよ! そっか存在がないからかって! 友達に忘れられるの? いやだ。 私友達を失いたくない。 すると私の手が透けてきた。 いやだ。本当に存在がなくなっちゃう。 誰か助けて!