もしも、私のいない世界なら・・・
「ねぇ、もし、私がこの世界にいなかったら…?」 私は、家で飼っている猫のアメを見て言う。 「猫にいっても意味ないか…」 アメは、あきれたように「ニャー」と鳴く。そして、私の方をチラリと見て行ってしまった。 私は、由奈。極普通の美少女。 次の日。私の友達に、自分のこと、好き?と聴かれた。私は、 「好きでもないけど嫌いでもないよ」 といった。そのあと、友達の顔を見て、「ニコッ」と笑った。 それを、私の好きな人、春樹が見ていた。私は、春樹と目があった。あっ… 顔を赤くしながら、教室を出た。 私は、黒髪のストレートロングへアを揺らしながら、春樹君を思い出す。また、顔が赤くなる。 次の日、春樹くんに告白された。 「由奈、好きなんだ。俺と、付き合って!」私は、迷わず 「いいよ、私も春樹くん好きだった」 といった。 何日かたって、「由奈にあえてよかった」と言われた。胸が詰まった。嬉しかった。ここで今、私は、このためにいたんだとわかった。