水【短編小説】
私は、スマホをいじっていた。 そしたら喉が砂漠になったように乾いた。 水を飲もう。 水を飲む時は何かとこだわりがあるのだ。 片手で軽々持てるようになったペットボトル、コップを机の上に置く。 まず、丁寧にペットボトルの蓋を開ける。 次は、コップに水をゆっくり注ぐ。 水を注ぐ時は、いつも水について考えるのだ。 そういや、水が地球上から無くなると生き物は全て絶滅すると習った。 ということは、生き物が生きるか死ぬかはすべては水に左右されるのだろうか。 だとしたら、水は地球の王様なのかもしれない。 でも空気も地球上から無くなると、生き物は死ぬ。 だったら空気も地球の王様なのだろうか。 そんなことを思っていると、コップに小さな海が出来ていた。 ペットボトルを固く蓋で閉める。 そして、コップを口につけ、飲みやすい角度に傾ける。 すると、一秒もたたないうちに口の中が幸せで溢れた。 しかし、そんな幸せもゴクッゴクッという心地よい音と共にすぐに喉を流れていった。 「あぁ~。美味しかった!」 私の声が部屋中に響く。 私は、感謝の気持ちを込めてコップを机の上に置き、またスマホをいじり始めた。
みんなの答え
辛口の答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
おもしろい!
こういうのおもしろいね!! そんなこと考えたことなかったから、楽しんで読めたよ!
1 〜 1件を表示