コンペイトウ
私は美咲。中学三年生。 私は女子バスケ部の部長であり、生徒会長である。 ある日、なかよしとの会話で、「付き合う人の条件」と言う話題が上がった。この話題を出してきたのは、私の幼馴染の愛梨。 「アイリは、イケメンで、カッコよくて、…」 「はいはい要するにアイリはメンクイってことだね」 すかさずアイリにツッコミを入れる。 「やだー、ミサひどーい!」 ミサというのは私のあだ名。 「ごめんって。」 私は笑いながらそう言う。 「じゃあ、ミサは?」 今まで静かにしていた、仲良しの蘭が口を開いた。 「え?そうだなぁ、…私より頭も良くて、運動ができて、気が合う人、かなぁ」 「あはっ、絶対無理じゃない、そんなの!」 アイリが腹を抱えて笑っている。 「そうよ…っ。ミサは頭良すぎるし運動も出来るじゃない…プッ…。」 いつもは笑わない蘭までも笑っている。 「そんなことないよ…。」 「あ…、でも、いるじゃない。ピッタリのカ・レ・シ。」 アイリが思い出したようにそんな事を言い出す。 「え?誰の事?」 そんな人いないと思うけどなぁ。としらける。 「生徒副会長で男子バスケ部の部長で?」 「…。」 この時点で誰のことか分かってしまった。 「成績良くて運動もできて、何しろイケメン!」 アイリがイケメン、の部分に声を大きくしたのが分かった。 「…コンペイトウでしょ」 金平冬馬(かなひら とうま)。私は愛称として、「コンペイトウ」と呼んでいる、頼れる?副会長。 …そして、少しだけ気になってる人。