星の向こう夜空の先。
「桃子はさ、星の向こう夜空の先。には何があると思う。」 「私は・・・」 その先何を言ったのか、私はいまだに思い出せずにいる。そして、彼が私になんと返してきたのかさえ・・・。 あの男の子は一体誰だったのか。そして私にとって何だったのか、そんなことばかりを考えている。 ただ、そのあと、予想外のことが起こるなんて、今の私には想像もつかなかった。 夏休みに入り、私は、なんとなく散歩にでかけ、学校の裏山に入った。薄暗くて誰もいない。来たことなんてないのに、どこか懐かしかった。しばらく歩いてたどり着いた先には、美しい景色と、一人の男の子・・・。私はその瞬間目を見張った。 「ああ…。桃子か。やっと会えたね。」 彼が私に近づいてくる。彼が私の目の前に来た時、私は彼のことや、あの時の言葉をはっきりと思い出した。 「水ノ・・・緑・・・くん・・・。」 そうだなんで思い出せなかったんだろう。そして私があの時言った言葉は、「わからない。」だった。でも緑君の答えは・・・ 「僕はこう思うな、これは、星や夜空の向こうまでも、あなたのことを愛しています。っていみじゃないかな。」 「ねえ桃子、僕のあの時の答えは、意味合いじゃなくて、桃子に向けた言葉ったんだよ。」 涙があふれてくる。「緑君・・・。」私は、勇気を振り絞って 「私も、緑君のこと愛しているよ」 といった。緑君は「知ってる。」と笑いながら言った。その後私と緑君は、手をつないで、おしゃべりをして、そのあとは・・・。 END