親友ホワワは、永遠の友達
「ただいまーっ」 わたし、ほのか。小学校五年生。真っ先に向かう場所。ホワワのところ。 あっ、ホワワっていうのはね、小学校三年生の誕生日の日に、ともだちとおそろいの、くまのぬいぐるみを買ったんだ。 ちなみに、ともだちのくまは、モワワって名前なんだ。 モグラみたいな、カワウソみたいな?うん。そこがかわいいんだよね。 ホワワ、お姉ちゃん、と呼び合うことにした。 もう、買って二年くらいたつけど、一つだけのぞみがあった。 「…動いたり、おしゃべりしてくれないかな…」 まあどうせ、そんなことあるわけないんだし。 でもきっと、゛願いは必ずかなうから゛ 想いは色あせることはなかった。 ふくもたっくさんつくった。ホワワにできることは、なんだってした。 2030年、ホワワ十歳。もうあの望みは忘れかけていた。 …カサッ… なっ何?わたしは大学一年生。一人暮らし。誰もいない部屋の中で、一つの物音。 音の方を見ると… 何もない。 はあ… ん?いたはずのホワワは? いないっ! どこどこどこどこどこどこどこ? あ、いた。 う、うそでしょ!?う、動いてる… ぼく、ホワワ!もう、十歳になったの! もう、お姉ちゃん、忘れちゃったかな。心から祈ってた、あのお願い、サプライズでかなえてあげるんだ。 ふふふ どんなリアクションするかな? 「お姉ちゃん!」 「んなっなんで、動いてしゃべって…」 「ふふふっ」 !?ホワワが走ってくる。 「お願いごと、かなったでしょ?」 わたしは思わず、微笑み、抱きしめてしまう。 「ぼく、もう忘れてると思ってた」 「忘れないよ。大事なホワワだもの」 わたしは、うれしくてたっくさんおしゃべりした。 「ねぇ、ずっとこのまま、生きていてくれる?」 「うん!絶対にね!」 ね、過去のわたし、 ゛願いは必ず、かなうから゙