お兄ちゃん
僕は神崎拓海(かんざきたくみ)。小学校4年生。ねぇ、みんなは兄弟いる?僕はもうすぐお兄ちゃんになるんだ!お母さんのお腹に、弟がいる。3日後には産まれるんだって!うれしいなぁ。 「おはよー!お父さん、今日も仕事?」僕は元気よく挨拶をする。「おはよう拓海。お父さん、今日も仕事だから、鍵持って行ってね。じゃあ行ってくるよ」「はーい!行ってらっしゃぁーい!」 ーーー学校から帰ってくるーーー 「ただいまぁー。そっか、お父さんまだ帰ってきてないんだった。んじゃ、宿題してゲームでもしょうかな」 「よし!終わった!ガチャッん?誰だろ?」「ただいまぁー!」聞き覚えのある声が聞こえる。「お母さん!お父さん!ダダダダおかえり!なんでお母さんいるの?」「んふふ。拓海、赤ちゃんよ」「うわぁ!かわいい!プニプニしてる!ねぇ名前は何になるの?」「お!拓海がそう言うなんて珍しいな!よし!たくみが決めるといい!」お父さんは笑顔で僕の方をみる。「そうね。拓海、赤ちゃんの名前決めてくれる?」「わかった!んーと……拓弥(たくや)!拓弥がいい!」 ーーー拓弥が2歳になるーーー 「ちゃ!にいちゃ!」「お母さん!拓弥が“にいちゃ”って言った!」僕は今までで1番嬉しかった。『拓弥はどんな大人になるんだろうなぁ~?』これからの拓弥に期待ですね。end