雨と貴方の傘
ザーザー。ザーザー。 今、私の目の前で、雨が降っている。が、不幸な事に今日は傘を忘れてしまった。どうしよう。学校から家までは、走っても約10分かかる。しょうがない。今日は濡れて帰るしかないか…。 私は、雨が好きだ。雨のポツポツという音が、メロディを奏でている様に聞こえるのだ。私は、走る事も忘れ、雨に耳をすます。良い音…。すると、 「おーい!そこのずぶ濡れの君!」 はっ、と思う。きっと、ずぶ濡れの人は傘も無く道に突っ立っているこの私だ。その子は、私に近づいてきて、 「どうぞ。あげる!」と、私に傘を手渡した。 「え、でも貴方は…」「あたしはもう1本あるから。じゃ!」そういうと、あの子は走っていった。 翌日 今日は、昨日の大雨とは真逆の晴天だ。体が溶けそうに暑い。それでも私は、あの子を探す。お礼を言いたいのだ。 探していると案外すぐ見つかった。そして、 「あ、あのっ、傘、ありがとう」 と言うと、その子はニコッと笑った。それから、その子とたくさん喋って、たくさん笑った。友達が一人増えた。 やっぱり、雨が好きだ。 私は、心からそう思った。 どうでしたか?実はこれ、学校の授業で書いた物にちょっと手を加えた物なんです…!感想やアドバイス頂けると嬉しいです(о´∀`о)ノ