君の笑顔がスポットライト
君は私をずっと笑顔にさせると 約束…したのに。 いなくなった。全部持ってった。 私を笑顔にさせれないじゃん。 私にスポットライトを浴びさせてくれるんでしょ。 君がいつもいた海辺による。 いつも座っていたあの大きな石。 泣きそうになった。 私は見つけてしまった。あれを。 「え……?なに…これ、」 私たちは二人でとった写真を海の家写真展に掲示させてもらっている。その写真立てになにか挟まっている。 それを手に取ったのだ。 「…葵、俺がいなくなっても空から見てるから。空から葵にスポットライト当ててやるから。だから笑ってろ」 私が読むごとに君の言葉が重なる。 私は空に満面の笑みを向けた。 すると君のスポットライトが夕日となって私を照らした。 「意地でも笑ってやるんだから。」 塩の匂いと甘酸っぱい匂いが混ざった。それはまさに君のいい匂い…