短編小説 あくまでも平和主義
自分は海上自衛隊の護衛艦に乗り領海を守っている。自分たちは国民の命や財産を守るため命がけで働いている。なのに我々自衛隊を嫌う人がいる。だが誰がどういう考えを持っていたとしてもそれは仕方ないことだ。だがこれは言っておく。 われら自衛隊は戦争をするのではない。国民を守る平和主義者の一人なのだ。 自分は護衛艦なみぎりの艦長「月島快晴」。 艦長とは艦の司令官のことだ。そして自分が乗っているこの艦はDD159なみぎり。DDとは汎用護衛艦のこと。 159とついているのはなみぎりの識別番号だ。 まあ自己紹介はさておきこの艦は現在訓練のため港の呉からはなれた太平洋にいる。 「艦長、そろそろ始まります!」「よし、両舷停止。各自配置につけッ」艦では艦長の指示一つで動く。 もし間違った判断をすれば乗員230名が命を落とすことになる。 これは責任感がないとできない大切な仕事だ。 「訓練開始」 ジリリリリリリリ! 「ミサイル接近!5発きます!」 「シースパロー、テッ(撃てと言う意味)撃ち漏らしたらシルスで迎撃しろ!」 「全て落としました!」 5時間後訓練は終わった。 八月某日沖縄周辺で訓練中信じられない連絡が入った。 民間人がクルーザーで遊覧中、某国国籍の大型漁船のようなものが銃撃、その後拘束したというのだ。 なみぎりは一番近くにいたこともありすぐ現場につくことができた。よく見るとその某国の工作船のようだ。 一刻も早く救出しなければ民間人の命が危険だ。 我々はまず某国側に警告をした。だが応じず、その上こちらに向かって小銃で攻撃してきた。 我々はすぐさま鎮圧部隊を送り最小限の被害で救出し保護することができた。 もう一度言うが我々は国民の命と財産を守る組織であってあくまでも平和主義者の一人でみな平和を望んでいる。 (この物語はフィクションであり艦名や番号、人名などは実際とは関係ありません)