水溜まり
お気に入りのかっぱを被り、外を歩く。外は雨の匂いがする。 「待ってよ、たーちゃん」 後ろから友達のかーくんの声がして、立ち止まった。 「かーくん、雨降ってるよ! 冷たそう!」 「たーちゃん、かっぱ脱がないでね」 わかってるよ、そのぐらい。この前ママに怒られたから。 歩く度に、パシャパシャなるのがおもしろくて、何度も何度も足を鳴らす。 「あれぇ?」 かーくんが急にすっとんきょうな声を出す。 「どうしたの?」 「みて、みて。この水溜まりさん変だよ」 かーくんが指を指している水溜まりには、 「あれ、おかしーね。この水溜まり」 だって、空は曇りなのに、この水溜まりから見える空は青空。 「この水溜まり、へんなのー」 かーくんが水溜まりに足を入れた。 「う…、わっ…?!」 ボチャン。 「えっ、えっ? かー…くん?」 かーくんが消えた。水溜まりに吸い込まれたみたいに。 「かーくん? どこ?」 怖くなって、泣き出しそうになる。 『たーちゃん、たーちゃん。ぼくはここ』 __かーくん? 水溜まりから声が聞こえる。 「あ"…、あ…」 水溜まりにかーくんがいる。 「かーくん?」 『どうシたの、たーちゃん。おいでよ』 いきたくない、だって… 「なんで、おめめないの?」 水溜まりから、手が出てくる。かーくんの手が。 「かーくん、やめて」 『おいでよ、ターちゃん』 くるしい、息が、息が、息が、息が、息が! 「たす、け…て…ママ…! パパ…!」 ボチャン。
みんなの答え
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おぉ…
最初は綺麗で可愛い雰囲気だなぁと思って読んでいたら、まさかのホラー……不意打ちでした(笑) ひとつアドバイスするとしたら、所々改行すると見やすくなるかなって事です。 特に、強調したい部分は前後でメリハリをつけると、なお良くなると思います! どうしても上からになってしまう(笑) 不快に感じたらごめんなさい! 作品、独特の雰囲気があって面白かったです。 良かったら参考にしてください^^ ありがとうございました!