りんの『良いこと』
ー両親が事故で死んで1年。僕(はる)と妹のりんの2人で暮らしていた。僕は11歳で妹は5歳。でも、妹はもういない。ー 「良いこと言ってあげよっか」が口癖だったりんはおしゃべりが大好きな少し小柄な可愛い女の子だった。両親が死んだときも、親戚の人に見放された時も、僕を困らせないように泣かずに「良いこと」を毎日言っていた。 でも、ある時、妹は急に倒れて『がん』が脳と肺にあることがわかった。すぐに入院した。この日から、僕は毎日のようにお見舞いに行ったが、『良いこと』を話してくれる機会は減った。 日に日にチューブが増えていくにつれ、言葉の数が反比例で減っていく。引きつった笑顔と『良いこと』で振る舞っていたりんが入院して5ヶ月後に両親の元に行った。僕は泣かなかった。周りの人には変な目で見られた。だってもう家族は誰もいない。でも泣いていなく笑顔の僕に。それには妹との最後の【約束】があったから。 『良いこと』はね、今日の夢のこと。家族が出てきてママとパパが会いたいって笑ってたの。それで、気をつけて幼稚園行ってらっしゃいって。りんは病院にいますよ~ってね!言ったら、はる幼稚園だもん。良い子でいてってこと。 いつも言ってた言葉だ。でもあの日は違った。 ママとパパが会いたいって言ってた。りん、ママに会いたい。ママ幼稚園に入園しても、お兄ちゃんは小学生だからダメだよ!これが本当だったら面白いね!あ、笑ってる~!これからはずっと笑ってないとダメだよぉ~! と涙を浮かべてわらっていた。 りんはわかってたのかな。りん、泣いたらダメだよ!!
みんなの答え
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天才か
ヤバ 感動した なきそ!
えっ!!
同い年とは思えないくらいすごい!!??????????uuなになになになに?? また書いて~
すごい!!
奥が深くていい話ですね