ちっぽけな世界で、僕ら生きてる
「地球ってさ」 急に話し出した。 さっきまで上の空だったのに、いきなり話しかけられるとビックリする。 「ちっちゃいよね」 「…え?」 「いや、地球って、ちっぽけだなぁって」 「………」 ちっぽけ?地球が? 「…どうゆうこと?」 「え、わかんない!?」 「…わかんない」 「マジか」 「………」 「だってさ。ちょっと考えればわかるじゃん。宇宙って、地球の何倍あると思う!?」 「………」 「広い宇宙の中で、何万何億何兆もの数え切れない星の中で、ちっぽけな1つの星が、地球なんだよ」 「…宇宙規模」 「そう!その地球のさ、ちーーさなちぃっさな島国、日本の、さらにその中の小さな街で、生きてるんだよ、僕達」 「…はぁ」 「なんだかさ、自分がちっぽけに思えてこない?」 「…ちっぽけ」 「でもこの街が、世界が僕達の全てだからさ。不思議だよね。人生って面白い。」 「……ふぅん」 頭いい人が考えることは、よくわからない。 でも。 空が広いってことは、私にもわかる。 だからって、悩みが小さくなったりすることは無かったけど。 「…だからさ」 雲ひとつない、空を見上げる。 「人生、気楽にいこうよ」 風が爽やかで、気持ちいい。 「たまたまこの星に産まれただけなんだからさ」 「………」 「辛くても、苦しくても、それが全てじゃないじゃん。少し良いことがあったら、クスって笑ってさ。人生が終わって、振り返った時に、綺麗だなぁって思えたら、それで充分」 ね? そう言って差し出された手が、暖かそうで。 「………」 クスっ 「わけわかんない」 屋上から眺める空は、いつもより青くて、澄んでいて。 綺麗だなって、そう思った。
みんなの答え
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すごいっっ!
すごいですね! ほんわりとした感じで 読んでいて気持ちがよかったし はげまされました! ありがとうございました! これからも頑張ってください!
結構好きです
なんか以外と自分は好きですねこんな感じの短編小説集が売ってたら買いますね
すごすぎる!…
すごすぎませんか? ↑(これしか言葉がでてこなかった) なんかへんなのですみません