【短編小説】 心の傷のお医者さん
私、宮本椿(みやもとつばき)は昔から、傷つきやすい性格である。 それは、社会人となった今でも変わらない。 中学生の頃、先生に注意されたこと。 友達に裏切られたこと。 入社したての時、上司に叱られたこと。 それらは、ずっと私の心の傷として刻み込まれている。 その“傷”は、定期的に痛み出す。 思い出せば思い出すほど、辛くなる。 その度に、応急処置に過ぎない言葉を自分自身にかけて、傷を取り繕う。 “言葉の糸”で傷を縫うのだ。 けれど、その場しのぎの“言葉の糸”はすぐにほつれて。 再び嫌なことを思い出す。再び辛くなる。 こうしたループをずっと繰り返して、私は生きてきた。 ある日、私は彼に出会った。 彼の名前は日高棗(ひだかなつめ)。 彼は、新しく配属された部署の先輩だった。 爽やかな素敵な人で、仕事もてきぱきとこなす。 そんな彼は、私の憧れの人。 ……不思議だった。 彼と話していると、私の心の傷が癒えていくような気がするのだ。 彼は優しかった。私が仕事で失敗しても励まして、カバーしてくれる。 その時は必ず、心が温かくなる。 ある日ふと、気づいた。 これが“恋”なんだ、と。 私と彼はいつしか、ほとんどの時間を一緒に過ごすようになった。 そして付き合い、婚約をした。 「椿ちゃん。俺は必ず君を幸せにする。 俺と結婚してください」 私は泣きながら頷いて、指輪を受け取った。 ……けれど、私は既にたくさんの幸せを貰っている。 私の心の傷を見事に治してくれたのだから。 もう、過去の嫌なことで辛くはならなくなった。 前向きになれた。 私の“心の傷のお医者さん”である彼は、私の最愛の人です。 end 読んでくださりありがとうございました! 割と自信作(自分の中で)ですので、コメントくださると躍り上がります(笑) 私も傷つきやすい性格なので自分の体験と絡めて書きました。 感想待っています(^_^*)
みんなの答え
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語彙力ありすぎっ!!
のおっ!こんちゃ☆秋菜だよー♪ めろんぱんさんお久しぶりです! 一回コメントしたゆーな☆です! 覚えてなかったらめっちゃ悲しい(´;ω;`) 今回もよきよきやったよー!!! 秋菜も結構傷つきやすいタイプの人なんだけど秋菜もこんな人に出会えるといいなぁー!!! めっちゃいい話♪ ありがとう!