あやかし奇談
「薫、行ってらっしゃい」 「うん。行ってくるね、ユキさん!」 私ー花田薫(はなたかおる)はニコッと笑いながら雪女のユキさんに手を振った。これから私は人間たちが住む世界の高校に行くのだ。……と、言っても私も人間なんだけどね。ちなみにここは闇に包まれた人間たちが住む世界のウラ側、幽世(かくりよ)だ。死の世界なんて言われることが多いけれど、ここに住むあやかし(妖怪)たちはすごく優しく接してくれる。それは、この人たちの人柄の良さだけでなく私が「生贄」(イケニエ)だった過去を持つからかもしれない。私はある神社の巫女だった。アルバイトとかじゃなくて宮司の娘として。だけどそこでは大雨がありえないほど続いた。だから、私の両親は私を生贄として龍神に捧げた。この時代に生贄だなんておかしいと思う人もいるだろうけれど、私の家にはとても古そうな資料とかもあったから秘密の儀式みたいなものなのかもしれない。それを思い出すと心がいつも煮えくり返るのだ。うん。コレは、怒りだ。そう実感しない日はない。 だけど、運良く幽世に落ちた私を救ってくれたのが雪女のユキさんだった。それで私は彼女にとてつもなくお世話になった。 まぁ、こうして私はここで幸せに暮らせているからよしとするか!!
みんなの答え
辛口の答え
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え!すご!
すごぉーい!! 続きがきになルゥ!!
うわー!!
続き気になるー!!
おー!
続きが気になる~!! めっちゃいい、生贄とか深い!
え、よき。
めっちゃ面白いです!続きが読みたい!
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